シゴトのホンネ > 辞めた方がいい会社の特徴
「辞めた方がいい会社」の特徴7つ
「この職場、ちょっと危ないかも」
そう思ったことがあるなら、その感覚はだいたい合っています。
ただ、「なんとなく嫌」のままだと、人に相談もできないし、自分でも決められません。
この記事では、その「なんとなく」を7つに分けます。
先に言っておくと、これは「あてはまったら今すぐ辞めましょう」という話ではありません。
言葉にできると、次にやることが決まる。それだけの話です。
① 残業が前提で、スケジュールが組まれている
「定時で終わる前提の計画」が、そもそも存在しない職場です。
見分け方はかんたんで、予定通りに進んだ日でも、定時に帰れないかどうか。
トラブルで残業になるのは、どこの会社でもあります。
問題なのは、うまくいった日ですら終わらないときです。
それは、あなたが遅いのではなく、計画に最初から入っていないだけです。
なお、残業をさせるには、会社と働く人の間で「36(サブロク)協定」という取り決めを結び、労働基準監督署に届け出ておく必要がある、とされています。
自分の会社がどうなっているか、知らない人のほうが多いはずです。
② 評価の基準を、説明されない
「がんばってるね」は言われるのに、何がどうなったら評価が上がるのかは、誰も教えてくれない。
これがしんどいのは、給料が低いこと以上に、「どこに向かって走ればいいか分からない」からです。
正直に書いておくと、評価基準そのものを開示する義務は、法律にはありません。
ただ、就業規則については、働く人がいつでも見られる状態にしておく義務が会社にある、とされています(労働基準法106条)。
まず「就業規則、どこで見られますか」と聞いてみるのは、わりと現実的な一手です。
③ 相談すると「みんなやってる」で終わる
これは、相談窓口が機能していないサインです。
「みんなやってる」は、答えではありません。話を終わらせるための言葉です。
一度これを言われると、次から相談しなくなります。
そして、相談されなくなった職場は、問題が起きていないのではなく、見えなくなっているだけになります。
④ 中堅から先に、いなくなる
新人が辞めるのは、どこの会社でもあります。合わなかった、で説明がつきます。
でも、仕事ができる中堅が続けて辞めるときは、理由が別です。
その人たちは、外でも通用することを知っています。
知ったうえで、ここには残らないと決めた。
辞めた人の顔ぶれを思い出してみてください。 それがいちばん正直なデータです。
⑤ 新人教育が、完全に現場任せ
「先輩の背中を見て覚えて」が方針になっている職場です。
これは、教える人が悪いのではありません。
教える時間が、その人の仕事に入っていないのが問題です。
結果として、教わる側も教える側も消耗します。
そして数年後、教わらなかった人が、教える側に回ります。
⑥ 休みの連絡が、個人のLINE
一見、ゆるくて働きやすそうに見えるところです。
でも裏を返すと、勤怠を管理するしくみが無いということでもあります。
しくみが無い会社では、有給の残り日数も、残業時間も、あとから確認できません。
辞めるときに困るのは、たいていここです。
⑦ 上の人が「昔はもっと大変だった」と言う
この一言が出てくると、改善の話がそこで止まります。
昔が大変だったことは事実かもしれません。
ただ、それは今の働き方を変えない理由にはならないはずです。
比べる相手が「過去の自社」しかない職場は、外の基準が入ってこないということでもあります。
3つ以上あてはまった人へ
ここまで7つ挙げました。
3つ以上あてはまったからといって、明日辞める必要はありません。
ただ、「なんとなく嫌」から「この3つが嫌」に変わったはずです。ここが大事なところです。
次にできることを、しんどくない順に並べます。
| やること | かかる労力 |
|---|---|
| 就業規則を見せてもらう | ほぼゼロ。「どこで見られますか」と聞くだけ |
| 有給の残り日数を確認する | 給与明細か、人事に聞く |
| 転職サイトに登録して、求人を見るだけ見る | 応募しなくていい。相場が分かる |
| 実際に動く | ここは、上の3つが済んでからでいい |
上の3つは、辞めない場合でもやっておいて損がありません。
「調べたうえで、残ることにした」は、「よく分からないまま残っている」とは全然ちがいます。
それでも「言い出せない」なら
特徴が分かって、気持ちも決まって、それでも言い出せない——という人はけっこういます。
そこは別の記事にまとめました。
最後に
会社の良し悪しは、入ってみないと分からない部分が本当に多いです。
だから、あてはまったことを自分のせいだと思う必要はありません。
ただ、気づいたことは、言葉にしておいてください。
言葉になっていれば、いつ動くかは、あとから決められます。
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